平成29年度の自動車保険の正味収入保険料(売上額)は約4兆1,102億円となっており、損保業界全体における自動車保険の正味収入保険料の割合は約半分をしめています。
なお、自動車保険の主な加入方法は、ネットや電話を利用した通信販売型(ダイレクト系)と、対面式で担当者を通じて加入する代理店型の2つがあります。
現在の主流はもちろん、代理店型です。契約者が店舗に出向いて担当者に保険内容の相談をしたり、見積もり依頼を出すと3パターンくらいの保険プランが封書で送られてくるような申し込み方です。
担当者に、保険内容を細かくセッティングしてもらうのが特徴です。
代理店型の自動車保険のデメリットは、価格が若干高くなる点にあります。
もし、余計な費用はかけたくない・年間費用を落としたいという場合は、通信型があっています。
まだまだ、認知度が低い保険加入方法で、主流は代理店契約ですが、今後は、通販型が増えていくと思われます。
同じ保険内容だとしても、無駄な費用を代理店に支払っていることになるので、費用を落とす意味でも通信販売型の方が安くなるし、担当者が、コストの事を考慮せずにただ手厚い条件の保険を案内されてしまうと、無駄に高い保険料を支払うことになるかもしれません。
新規の加入者は、代理店からインターネットへ移行し始めている
自動車保険の加入経路について調べたマイボスコムによるデータでは、
「パソコンからインターネット経由で加入」が加入者の33.2%、
「保険代理店経由で加入」(17.9%)
「自動車を購入した店で加入」(16.0%)
「職場経由で加入」(11.2%)
「友人・親族を通じて加入」(9.6%)
(複数回答)
自動車保険加入時に参考にした情報源に関する質問では、
「保険商品を扱ったホームページや保険商品の比較サイト」(17.4%)
「家族・親戚・友人・知人のクチコミ」(13.4%)
「営業職員、保険外交員」(10.5%)、「テレビ番組・CM」(10.3%)
「保険を取り扱っている企業のホームページ、公式アカウント」(10.2%)
(複数回答)
となっており、調査結果の1位が、インターネットでの比較サイトやホームページ経由でのネット申し込みとなってきています。契約者数は、これまでの契約者を含めた数字なので、代理店の数が圧倒的ですが、新規契約に関しては、インターネットが主流となっているのかもしれません。
2012年度の日本国内における自動車保険の収入保険料のトップ3
- MS&ADインシュアランスグループ (1兆3,371億円)
- 東京海上ホールディングス (1兆1,122億円)
- NKSJグループ (1兆335億円)
※2012年度正味収入保険料ベース(内部取引相殺後)
※出所:各社公表数値および日本損害保険協会統計)
通信販売型の自動車保険一覧
- ソニー損保
- チューリッヒ保険会社
- 三井ダイレクト損保
- アクサダイレクト
- SBI損保
- セゾン自動車火災
- イーデザイン損保
- そんぽ24
- セコム損保
保険
10台以上の自動車保険(フリート契約)(19-1203)(s00000015923007)
自動車保険は所有・使用する同名義の車が10台以上になると「フリート契約」にする必要があります。
(1台ずつ保険を掛けるのではなく、10台以上をまとめて1契約にするイメージです。)
はたらくクルマの自動車保険(17-0823)(s00000015923004)
緑ナンバー、黒ナンバーの自動車保険
一般自家用車の保険料一括見積もりの場合
≪インズウェブ≫自動車保険一括見積もりサービス(03-0603)(s00000000352007)
たまたま見つけたちょっとお得なキャンペーン「『ハーゲンダッツ2個』インズウェブ自動車保険一括見積りサービス(04-0513)(s00000000352006)」
自動車保険一括見積もり依頼サービス(02-0912)(s00000000489002)
車検切れの場合は、先に車検が必要になります。
株式会社ホリデーの車検予約(06-0718)(s00000004746001)
1位:MS&ADインシュアランスグループ (1兆3,371億円)
実は、三井住友海上グループホールディングス、あいおい損害保険、ニッセイ同和損害保険の3社が経営統合してできたのが「MS&ADインシュアランスグループ」です。
ちなみに、三井住友海上グループホールディングは、三井グループと住友グループが融合してできています。
2位:東京海上ホールディングス (1兆1,122億円)
3位:NKSJグループ (1兆335億円)
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